【スリル・お宝】怪盗やドロボウが活躍するオススメ小説

怪盗や泥棒というと有名なのは「ルパン3世」や「怪盗キッド」あたりでしょうか?

熟練のテクニックや秘密の道具を駆使するかっこいい姿。

でもちょっとユーモアが漂う・・・。

今回は日本国内や海外作品の中で怪盗や泥棒が活躍するおすすめ小説を紹介します。

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国内編

怪盗グリフィン、絶体絶命

ニューヨークの怪盗グリフィンに、メトロポリタン美術館が所蔵するゴッホの自画像を盗んでほしいという依頼が舞いこんだ。いわれのない盗みはしないグリフィンに、依頼者は「ターゲットは贋作」と告げる。“あるべきものを、あるべき場所に”が信条のグリフィンがとった大胆不敵な行動とは!?…ところが事件はこれだけでは終わらなかった。グリフィンを待ち受けていたのは―。

本格ミステリー作家法月 綸太郎さんの作品です。

ミステリーランドという子供向けの刊行された本書。

お子様にも安心して渡せる内容ですし、もちろん大人が読んでも楽しめる内容です。

「怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関」という続編もでています。

陽気なギャングが地球を回す

嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった……はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ! 奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス!

伊坂幸太郎さんの作品です。
タイトルにある通りとても “陽気” な小説です。
佐藤浩市さん主演で映画kもされています。
明るい気持ちになりたい方におすすめ。

小説ルパン三世

モンキー・パンチの名作「ルパン三世」の世界を5人の作家が思い入れたっぷりに短編競作した。(大沢在昌、新野剛志、樋口明雄、光原百合、森詠)アクションあり、ミステリーあり、人情ありの、それぞれの作家の個性的なルパンをぜひ読み比べてほしい!!

日本を代表する怪盗といったら「ルパン3世」です。
マンガやアニメでルパンを眼にすることは多いと思いますが、小説というのは珍しいと思います。
ですがご安心ください、活字でもルパンは大活躍してくれます。
1話完結の短編ものです、それぞれの作家の良さとルパンが見事に融合しています。
オススメ!

支那そば館の謎 裏京都ミステリー

僕の名は有馬次郎。京都でも指折りの貧乏寺、大悲閣千光寺の寺男だ。怪盗と呼ばれた過去もあったが、縁あって慈悲深い住職に拾われ、表の世界の住人となった。厄介なのは、寺に奇妙な事件ばかりが持ち込まれること。持ち前の身軽さと裏の人脈を駆使、住職の智恵をお借りして、解決にひた走る毎日だ。京の風情と垂涎の料理の数々も楽しい、本格推理の傑作登場。

北森鴻さんの京都が舞台の作品です。
“元”怪盗が主人公ですが鍵開けや相手の嘘を見抜いたりなど怪盗時代の技術を駆使して
謎を解明していきます。

海外編

ホット・ロック

長い刑期を終えて出所したばかりの盗みの天才ドートマンダーに、とてつもない仕事が舞い込んだ。それはアフリカの某国の国連大使の依頼で、コロシアムに展示されている大エメラルドを盗み出すというもの。報酬は15万ドル。彼は4人の仲間を使って、意表をつく数々の犯罪アイディアを練るが…。不運な泥棒ドートマンダーの奇怪で珍妙なスラプスティック・ミステリー。

ドナルド・E. ウエストレイクの作品です。
ドタバタコメディものという表現がぴったりくる本書。ラストまで飽きることなくページをめくることができます。
主人公のドートマンダー = ドントマーダー 人を殺さないという意味です。

怪盗ニック登場

男の名は、ニック・ヴェルヴェット。職業、盗賊。二万ドルの報酬で仕事を引き受ける盗みのプロフェッショナルだ。ただし、現金はもちろん、宝石、名画といった値の張るものはお断わり。価値のないものだけが対象となる。動物園の虎、看板の文字、大リーグのチーム、恐竜の尾骨など、次々と現われる難問に、暴力嫌いで、自らの頭脳と熟練の腕が切り札のニックが挑む!現代本格短篇の最高の紡ぎ手による奇想天外な十二篇。

短編集なので空いた時間にさらっと読めるライトな内容です。
ひょうひょうとしたニックがかっこいいです。

813 (新潮文庫―ルパン傑作集)

殺人現場に残されたレッテル“813″とは? 恐るべき冷酷さで、次々と手がかりを消していく謎の人物と、ルパンとの息づまる死闘。

怪盗紹介でアルセーヌルパンを外すことはできません。
怪盗小説としてでけではなくミステリの古典的名作としても名高い本作。

ポプラ社のジュブナイルシリーズで子供の頃に読んだ方も多いと思いますが、
改めて読むことで怪盗紳士の魅力を再発見できます。

まとめ

怪盗小説はやはり登場人物のかっこよさや飄々としたキャラクターの魅力が高いことが魅力です。犯罪を扱っているのに内容としてはライトで、テンポよくすすむストーリー展開も良いです。

怪盗小説読んだ方ない方はぜひ参考にしてみてください。

最後までお読みくださりありがとうございます。
それではまた。

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