小説を読まない方にこそおすすめしたい伊坂幸太郎の作品5選

こんにちは。

小説読んでみたいけどどれを読んだらいいかな、というそこのあなた。

まず伊坂幸太郎の作品を読んでみることをオススメします。

理由は以下です。

  1. 文章のテンポが良いので読みやすい!
  2. 登場人物が魅力的!
  3. あっ!と驚くしかけなどがあるので娯楽性が高い
  4. 映画やドラマの題材になっているので世界観を理解しやすい

オススメする主な理由としてはこんなところです。

では僕がオススメする作品を紹介していきます。

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ゴールデンスランバー

衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない――。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。

堺雅人主演で映画化もされたこちらの作品。
エンターテイメント作品としては超一級品です。ラストまで手に汗握りながら一気読み必死です。

子供の頃に見たハリソンフォードの映画『逃亡者』を思いだしました。
あと、同じく子供の頃の記憶で “どろけい” という鬼ごっこに似た遊びも思い出しました。

スピード感あふれるスリル満点の作品です。

マリアビートル

幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの元殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利き二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。小説は、ついにここまでやってきた。映画やマンガ、あらゆるジャンルのエンターテイメントを追い抜く、娯楽小説の到達点!

登場人物の一人に、通称「てんとう虫」という人物がいます。しょっちゅう厄介ごとにまきこまれてしまい気苦労が絶えない不運で気弱な人物です。でもどこか憎めないキャラ。じつは僕のてんとう虫の名はこの人物から拝借しています。初めて読んだ時どこか他人とは思えなかったからです。

それはさておき、こちらもゴールデンスランバーと同様にスピード感あふれるエンタテイメント作品です。それもそのはず、この作品舞台が新幹線の中なんです。

出張にでかけるサラリーマンの方や帰省する方、新幹線の中でぜひこの作品を読んでみてはいかがでしょうか?

終末のフール

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。

フィッシュストーリー

最後のレコーディングに臨んだ、売れないロックバンド。「いい曲なんだよ。届けよ、誰かに」テープに記録された言葉は、未来に届いて世界を救う。時空をまたいでリンクした出来事が、胸のすくエンディングへと一閃に向かう瞠目の表題作ほか、伊坂ワールドの人気者・黒澤が大活躍の「サクリファイス」「ポテチ」など、変幻自在の筆致で繰り出される中篇四連打。爽快感溢れる作品集。

短編より少し長めの中編が4作収録されています。
どれもオススメですが僕が特にオススメしたいので「ポテチ」です。

昔、知人に「君はこの中の今村に似ている」と言われたので読んでみました。
なるほど、と思いました。
温かい作品なので好きです。

グラスホッパー

「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに――「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!

こちらの作品は間も無く映画が公開されるようですね。好きだった作品が映画化されると単純に嬉しい気持ちがあります。キャストも発表されてとても豪華だなと感じます。
この機会に伊坂幸太郎の作品を読んで、読書の楽しさを感じてくれたら嬉しいです。

ちょうど今は読書の秋と言われる季節ですしね。

最後までお読みくださりありがとうございました。
それではまた。

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