角川書店から「メタルギアソリッド」シリーズが小説化されました!
執筆は前作『メタルギア ソリッド ピースウォーカー』に引き続き野島一人さんです。
カバーイラストはゲームのキャラクター&メカニックデザインを担当した新川洋司さん。
あのスリルを活字で味わえるということで期待大です!
この記事のもくじ
野島一人著のシリーズ
メタルギア ソリッド サブスタンス (1) シャドー・モセス
アラスカの孤島シャドー・モセスにスネークは単独潜入した。新型核兵器メタルギアとテロの首謀者リキッド。それらを倒せば任務は終わるはずだった。だがそこには、恐るべき陰謀が張りめぐらされていた。謎の急死をとげる人質、立ちふさがる超人たち、仲間の裏切り、リキッドとの因縁。核戦争の危機を阻止せんとしたスネークを待っていたのは、驚愕の真相だった。隠されていたシャドー・モセスの真実が、ついに浮上する!
ゲームをかつてプレイしたことがある方にはとてもオススメです。
もちろん未プレイの方にもおすすめ。
あらたなメタルギアの魅力に気づかせてくれる作品です。
メタルギア ソリッド サブスタンス (2) マンハッタン
タンカー沈没により汚染されたニューヨーク湾の除染施設ビッグ・シェルが、テロリストに占拠された。首謀者はソリッド・スネーク、人質は米大統領。単独潜入を命じられた新兵雷電は、想像を絶する陰謀に阻まれる。真の敵は英雄ソリッド・スネークなのか、前大統領ソリダス・スネークなのか。地獄巡りの果てに雷電が知ったのは、国家をも否定するシステムの存在だった。マンハッタン島に、新たなグラウンド・ゼロが出現する。
シリーズ第2作、雷電の物語です。
雷電の心理が描かれることで物語に深みが出ています。
メタルギア ソリッド ファントムペイン
おまえは9年間の昏睡から目覚めた。そのせいで、世界はふたたび騒がしくなる。おまえを襲うガスマスクの少年と炎の男、サイファーを率いる顔のない男、もの言わぬ狙撃手クワイエット。かつての仲間が開発した二足歩行兵器、そしてアフリカで研究されているメタルギアを超える謎の兵器。失われた記憶と仲間の幻肢痛に耐え、憎悪のスネークは立ちあがる。世界を復讐の血に染めてメタルギアサーガ、ここに終わる。
9月に発売されたゲーム版のファントムペインです。
実はゲームはまだ未プレイで小説版も読んでいません。
今度読んだら書きたいと思います。
上記以外の小説作品
今回、野島さんが執筆した以外にもメタルギアシリーズは小説化されてています。
伊藤 計劃さんや長谷 敏司さんらSF作家の方々が執筆しています。
それ以外にも海外の方が書いたもので翻訳ものもあります。
メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット
暗号名ソリッド・スネーク。悪魔の核兵器「メタルギア」を幾度となく破壊し、世界を破滅から救ってきた伝説の男の肉体は急速な老化に蝕まれていた。戦争もまた、ナノマシンとネットワークで管理・制御され、利潤追求の経済行為に変化した。中東、南米、東欧―見知らぬ戦場に老いたスネークは赴く。「全世界的な戦争状況」の実現という悪夢に囚われた宿命の兄弟リキッド・スネークを葬るため、そして自らの呪われた血を断つために。
「虐殺期間」「ハーモニー」で有名な作家伊藤計劃さん執筆です。
メタルギアを知らなくて伊藤計劃が好きという人でも読んでみたらメタルギアのゲームをプレイしたくなると思います。
メタルギア ソリッド スネークイーター
1964年8月24日、冷戦下のソ連上空、3万フィートを飛行するガンシップから、ひとりの男が舞い降りた。彼の暗号名は“ネイキッド・スネーク”。一度は西側に亡命したが返還された男、「悪魔の兵器」開発者のソコロフを奪還するために単身潜入したスネークを待っていたのは、師匠でもあるザ・ボスと、彼女が率いるコブラ部隊だった。避けられないザ・ボスとの対決。ここから「メタルギア」の物語が始まる―。
メタルギア ソリッド
アラスカの孤島にある核廃棄施設で、訓練中の次世代特殊部隊フォックスハウンドが蜂起、要求が受け入れられなければ核を使うと米政府に通告してきた!キャンベル大佐によって、単独潜入を命じられた元隊員のソリッド・スネーク。彼はそこで、メタルギアREXが開発されていたことを知る。蜂起の首謀者リキッドとは何者なのか?任務に隠された秘密とは?果して、ソリッド・スネークは核ミサイル発射を阻止できるのか。
著者のレイモンド・ベンソンは「007」研究科として知られているそうです。
ですが一部セリフのニュアンスなどが違っており、原作と違う印象を受けます。
メタルギア ソリッド2 サンズ オブ リバティ
シャドー・モセス島事件後、反メタルギア財団『フィランソロピー』として活動するスネークとオタコン。新型メタルギアの情報を入手するため、スネークはハドソン川を航行中の偽装タンカーに潜入するが…。2年後、武装集団に占拠された『ビッグ・シェル』へ潜入したのは、VR訓練を受けただけで実戦経験のないフォックスハウンドの隊員、雷電だった。雷電はそこでどんな敵に出会うのか?そして、スネークの行方は。
こちらもレイモンド・ベンソンの作品ですが、翻訳による微妙なニュアンスの変化が少し違和感を感じる内容になっているのかな、と思います。
まとめ
今回刊行された野島一人さんが執筆した作品を始め、伊藤計劃さん、長谷 敏司の作品はとても高い完成度なので、原作ファンはぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
登場人物の内面がくわしく描かれていたりするのでゲームではわからないキャラの心理などを知ることができます。
もちろんゲームをプレイしたことがないという方もこれをきっかけにメタルギアの世界を体験してみてください。
最後までお読みくださりありがとうございました。
それではまた。
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