「迷いながら、強くなる」天才棋士の問題解決のヒント集

こんにちは。

羽生善治さんの著書「迷いながら、強くなる」を読みました。

将棋のルールを覚えようと思って、図書館の将棋のコーナーに行ったら入門書などと一緒に置いてありました。天才棋士と呼ばれている羽生善治さんの著書なので結構難しいことが書いてあるのかな?と思い、手に取ってページをめくってみると文字が大きく目に優しそうというのが第一印象でした。

内容は一つのテーマに関して羽生善治さんの考えがツラツラと書いてあります。

例えば「ミス」や「上達」、「目標」「先入観」など一問一答よりもボリュームをとった感じで、さまざまなことが書いてあります。

僕がこの本で一番心に残っているのは「サイクル」の部分です。

羽生さんは季節のように分からなくなった時に、とりあえず分割して考えるそうです。

それによって問題の有無が明らかになり、焦点が浮き彫りとなることもよくあるケースなのです。
さらなる利点としては、四季のように一つの大きなサイクルに気がつき、それによって見通しが立てやすくなることもあるのではないでしょうか。

また、環境の大切さについて書かれていたことも印象深いです。

環境は才能を開花させるための条件と書いてあります。棋士になるには「とにかく環境が大切」ということですが、これはどの職業にも当てはまると思います。

「入社3年は辞めないで続けろ」「社会に出たらある程度の我慢が必要」「転職するなら最低3年働いてから」と言われていますが。僕はそんなの嘘だし、おかしで残念な考え方だと思っています。

生物の進化は新しい環境に適応する為に行われると言われていますが、つまり環境を変えずに何もせず動こうとしないということは生物的に進化をしない選択をしているということになると思います。

自分を変えたい、進化したいと思うならまず環境を変えてみるべきだと思いました。

それではまた。

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