子育ては毎日が宝物。
これ、まさにそのとおりだと思います。日々実感しています。
周りの子よりも少し遅いので心配していましたが、ついに先日ひとり歩きを覚えました。
我が子は現在、間もなく1歳半になろうとしていますが、ここ数日の成長速度には驚かされます。
ちょっと前までは、仰向けで寝返りすら打てなかったのに、いつのまにかハイハイを覚えて、ついには歩くように。
子供が生まれてからの日々は、大変でとても濃いものでした。しかし、過ぎ去ってみるとあっという間。
きっと、すぐにもっと成長して赤ちゃんのときの記憶なんて忘れてしまうんだろうなぁと思うと寂しい気持ちになってしまいます。
忘れないうちに、はじめてひとり歩きしたときのことを書いておこうと思います。
残念ながらはじめの一歩の瞬間に立ち会うことができなかったので、奥さんから聞いた内容ですが。
うちの子はけっこう慎重派で、伝い歩きや、つかまり立ちでも転倒することはほとんどありませんでした。
ゆっくりつかまって立って、そーっと移動して、やめる時は慎重に手をつき腰を下ろす、といった感じでした。
手を離すことイコール転倒、ということをしっかり理解していたらしくなかなかつかまった手を放しませんでした。
おそらく何かのきっかけさえあれば、すぐにでもひとり歩きするのでは??と思っていましたが、無理に手を放して立たせるのもどうかと思い、本人の決意が固まるまで待ってみることにしました。
まあ、歩かなかったら歩かなかったでいいかな~と気楽な気持ちはありました。
だってハイハイする姿はかわいいですし。歩き出したら歩き出したで、目が離せなくなりそうでたいへんかも・・・。とちょっと心配もしていたからです。
でも、やはりまわりの子が少しづつ歩き始めている中でうちの子だけまだ・・・という状況は、ちょっと不安で悔しくもありました。
その日は午前中に子育て支援センターへ遊びに行ったそうです。
子育て支援センターにはうちの子よりも月齢の高い子がそろっていてみんな元気に走り回り、折り紙で遊び、机に座って先生の話を聞き、とまあようするにうちの子にとってはほとんど同年代だけど自分よりデキルやつらを目の当たりにしたわけですよ。
そうして家に帰ってきて、靴を脱がせてさあ抱っこでリビングまで、というところで廊下からリビングまで「はじめの一歩」を踏み出しトコトコと歩いたというわけです。
いやーおめでとう!いつもありがとう、お疲れ様奥さん。
きっと、同年代のオトモダチが元気に走り回る姿を見て、負けられない気持ちになったのでは?と想像してしまいます。もしそうならば、そういう気持ちを抱けるということも、親にとってはうれしい成長だなと感じました。
子供がなかなか歩き始めないと心配ですよね。
けど、大丈夫だと思います。きっとそのうち歩き始めます。
それより今は歩き始める前の貴重な時間を大切に過ごしてみてはいかがでしょうか。
他人と比較するよりしっかり子供と向き合って毎日を大切に過ごしたいと思います。